映画「和」 企画書その3(続き) 2013/06/30 7:49 AM この第6の段階が日本人の「和」ではないでしょうか(昨日はここまで書きました)。 第1段階から第5段階までは利己的欲求ですが、第6段階は利他的欲求だと思うからです。 日本人は安否を尋ねられたとき、肯定的な返事の最初に「お陰様で」という単語を付けることが多いです。相手が自分に何がしかの利益を与えていないときにもです。これも「和」だと思います。「和」というのは繋がりであり、間接性も表わしているのです。 シェアしましょう ! Tweet « 映画「和」 企画書その2(続き) 映画「和」 企画書その4(続き) » コメント まるこ より: 2013/06/30 13:17 日本人は「お陰様」という「他」があって「己」があるという思考に元々なっているのかもしれないと思いました。「他」があってその間接的な繋がりのなかで「己」が存在している。第5段階までの欲求は逆のような気がします。「己」ありきの世界があって、段階を上がるごとに「他」と徐々に繋がっていく。それも繋がりは直接的に始まる感じです。欲求のピラミッドで言うと下から始まっているのが西洋的な考え方で、日本人の「和」はもともと上から始まっているように思えます。「己」の存在とその認識の出発点が全く異なるように思えました。
日本人は「お陰様」という「他」があって「己」があるという思考に元々なっているのかもしれないと思いました。「他」があってその間接的な繋がりのなかで「己」が存在している。第5段階までの欲求は逆のような気がします。「己」ありきの世界があって、段階を上がるごとに「他」と徐々に繋がっていく。それも繋がりは直接的に始まる感じです。欲求のピラミッドで言うと下から始まっているのが西洋的な考え方で、日本人の「和」はもともと上から始まっているように思えます。「己」の存在とその認識の出発点が全く異なるように思えました。