映像背景曲を作る人が決まりました。
ワンネスの映像背景曲には、ちょっとした特徴があります。
最初から主題歌のイントロが出てきます。
えー、ナンダヨ、それだけかよって、はい。そうです(笑)。
ドボルザークの「新世界より」は、メインテーマが少しずつ出てきて、最後は盛り上がります。それに似るつもりです。映画の劇中に、主題歌の演奏部分が何度も出てきます。
テレビドラマではたまにありますが、意外に映画では少ないです。
映画の場合、主題歌は別途に作られるときが多いからだと思います。
ワンネスではなぜイントロを繰り返し使うのかといえば、映画のテーマに関わっているからです。
ヒロインが言います。
「循環しているから本当の敵はいないの」
「循環しているからまた会えるわ」
人生は一度きりではありません。
なので主題歌も最後に一度きりではありません(笑)。
背景曲が入ったイメージが湧きあがってきて、なんかドキドキしてきました(笑)音楽は人の感情に直接働きかけるのだなと感じました。主題歌のイントロが何度も流れてだんだんと盛り上がっていく感じになるのだと思います。すごくいい感じです。背景曲がヒロインの台詞に表現されている「循環」とシンクロしているのだと思います。「ワンネス」の複数のテーマがいろんな形で織り込まれているのだと思いました。ますます楽しみです。
そういえば映画「スープ」では、主題歌は、一番最後のエンドロールの部分にしかでてこなかった思います。主題歌を劇中で何度か流す手法は、テレビドラマでは、よくこのような手法をとられますが、映画では意外に少ないのだと思います。
このような形にするのは、映画のテーマの一つである「循環」にも関係しているのですね。主題歌も最後に一度きりではなく、映画の中で循環していているのだと思います。何度か聞くことで・・・余計、心に残るというか、感動も出てくるような感じがします。