映画「生まれ変わりの村」主題歌のために作詞の本と作曲の本を二冊ずつ買いました。
それを読んで思ったことは、どちらもルールがキツイです。
作詞は「ワンネス」と「和」の主題歌で経験済みでしたが、偶然にルールに合っていたのです。
私は絵画のほうが得意ですが、絵の世界にルールはありません。
音楽にはなぜこんなにルールがあるのでしょうか・・。
もちろんルールを無視した人たちもいました。
ビートルズです。
彼らは無視したというよりも、知らなかっただけです。
知らないということも大事なのです。
でも私は、「生まれ変わりの村」主題歌で斬新なものを作る気はないのです。
なぜかというと、普通の歌でありたいからです。
けれど、意識して普通でありたいとすることは、けっこうな努力がいると感じています。
アナ雪で「ありのままに」というフレーズがはやっていますが、あれはたぶん個性的でありたという意味だと思うので、普通指向とは逆だと思います(笑)。
絵画の世界には、ルールがないくて、どのように書いてもいいですが、その作品が評価されるかどうかは・・また別問題だと思います。音楽の世界には、こうすれば評価される(聞く人に心地よいとか)基準みたいなのがすでに分かっているのかもしれないです。それがルールになっているのかもしれないと思います。
ルールを無視して音楽を作って、ビートルズは逆にヒットしましたが、ルールをしらなかったらそれまでになかったような斬新な曲を作れたのかもしれないです。知らないことも大事なのだと思います。
「生まれ変わりの村」は、ビートルズのような、ルールにとらわれない斬新な歌を作るつもりはないのだと思います。それは「普通」でありたいからなのですね・・。生まれ変わりの村の証言者の方たちも、普通の人たちだったと思います。・・だとしたら、普通な世界観を出すためには、個性的な曲は、逆効果なのかもしれないです。森田さんは、初めての作曲でありながら、「普通」であることを意識して作られているのだと思います。
森田さんは作詞作曲をされてて 本から音楽のルールのきつさを想ったんだなと思いました。何故こんなにルールがあるのかと考えつつ…そのルールを知らなかったビートルズの事例では知らないということも大事だなと考えられたのだなと思いました。
またビートルズの事例に続く話題では ルールを知って其の上で破るということは考えてないのだなと思いました。そのへんを意識して普通にしようとすると努力がいるんだなと思います。とてもむずかしい作業されてるのだなと思いました。そして私は普通の歌ってどんなか考えてるのですが…アナ雪とは逆なんですね。なんだかとても興味深いです。
初めて作詞された「ワンネス」と「ハローCQ」は、もりけんさんにしか作れないとっても素敵な歌詞です。そんな歌詞も偶然ルールに合っていて、ルール通りなのだと思いました。今回は初めての作曲で、「生まれ変わりの村」の主題歌は普通の歌でありたい…そんな思いで作詞作曲される人はいないのではないかと思いました。多分、斬新でありたい、個性的でありたいと思うのではないかと思います。ルールを知るために本を読まれて、ルール通り普通の歌を作ろうとするのは、結構努力が必要で大変な作業という発見があったのだと思いました。作詞作曲のルールにのせて、普通の歌にのせて「生まれ変わりの村」の主題歌が生まれるのは、普通を大事にしてるのを感じました。そんな普通の歌として生まれ変わりの世界が世に出るのは、生まれ変わりも特別なことではなく誰もが生まれ変わりを繰り返していくのも感じました。そんな普通指向から生まれる「生まれ変わりの村」の主題歌は、もりけんさんにしか作れないと思いました。
個というものを持たされて、私という意識があり、十分に孤独であると感じます。それなのに、さらに個性的になろうとすることは、失楽園してもっと楽園から遠ざかるような行為である感じがします。普通であり続けるには、個を持ちながらもう一度楽園と繋がりつづけるような感じがしました
知らないで作った「ワンネス」と「ハローCQ」の作詞がルールに合っているのに偶然でも、すごいと思いました。作詞と作曲の本にはルールのことがたくさん書かれていたと思います。歌って、自由なイメージがありました。だけど、縛りはきついのかと思います。ビートルズは知らなかったから斬新な歌を作って、今でも世界中にファンがたくさんいると思います。だから今でも新鮮さがあるかもしれません。もりけんさんもビートルズと同じ状態でいると思います。ほとんど知らないままだったのに普通の作詞をしたことが違っていると思います。でもルールを知った以上はそのルールで行こうとしていると思います。普通志向は聴く人を限定しないやり方だと思います。生まれ変わりは誰でも経験していると思います。それを歌を通じて繋ごうとしていると思います。
生まれ変わりの村の歌は、音楽のキツイルールに従った歌にするのだと思います。絵画も音楽も芸術というくくりですが、絵画にはルールはなく、音楽はキツイルールがあるのだと思います。実際に絵画も音楽作りもされている上でのお話であるところがかっこいいです。しかもルールが出てくるところもです。違いをまた発見されたのだと思います。