最近、非改革思想に出会いました。
山川紘矢・亜希子、佐野美代子翻訳の「ザ・シークレット」です。
229ページにこう書かれています。
「反戦運動をすると戦争をさらに増大させます。麻薬撲滅運動も実際に麻薬を増大させました。それは、私たちが望まないもの、麻薬に焦点を当てたからです」
たしか、マザーテレサも同じようなことを言っていたと思います。
引き寄せの法則は一見すると改革派思想に感じるかも知れません。
しかし改革派思想が根底にあると、引き寄せの法則を使っても運は良くならないと思います。
でもこれはあくまで私の仮説です。
みなさんはみなさんのやり方があって良いと思っています。
(続く)
非改革の生まれ変わりの村の人々が、反戦運動をしたり麻薬撲滅運動をしたりするとは思えません。今を否定していない人が何かを反対したり否定したりするとは思えません。そう思うと反戦運動も麻薬撲滅運動も今の否定や不満から出てきた現象であるように感じました。その結果不満が不満を引き寄せ、否定が否定を引き寄せてしまい戦争を麻薬を否定している限りそれが引き寄せられてくるような感じを受けました。なくしたいものごとは否定する限り引き寄せられ自分のところにかえる様子を引き寄せの法則に感じ、否定的に使うと否定がまわりまわって自分のところにかえる様子を思いました。非改革思想は今を否定していないからみんなが今が幸せを感じることができているように想像しました
焦点を当てるものが増大するという視点がとても興味深いです。苦手なことをうまくやろうと思えば思うほど余計にうまく行かないというのと似ています。意識ではうまく行くことに焦点を当てているつもりでも、実際はうまくいかないことに焦点を当てているのだと思います。この「うまくやろう」という意識を持っていることが、「改革派思想が根底にある」ということなのかなと思いました。この意識がどこかにあれば、どうしても逆のことに焦点が当たってしまう。そしてその状態を引き寄せる。そういう循環の法則のことを引き寄せの法則と呼ばれているのかもしれないと思いました。意識と無意識と時空がどのような関係性で成り立っているのかということを考えさせられる法則だと思いました。
心と一致するように話せるのが良いと思いますが、そうでないことが多いと思います。心に浮かぶことばとその背景、無意識を一緒に見るようにするといいのかなと日々観察しています。引き寄せだと意識が先な感じがします。0.5秒の法則って思うといいかもしれないと、ふと思いました。
「反戦運動をすると戦争をさらに増大させます」というのは、衝撃のフレーズだと思います。反戦運動をしていても戦争はなくならないということを感じてはいても、まさかそれが戦争を増大させてるとは思わないのではないかと思います。でも麻薬撲滅運動をしても麻薬はなくならず、「ザ・シークレット」の本では、望まないものに焦点を当てるとそれが増大する・・と書かれてあったのだと思います。それは非改革の思想なのだと思います。それを無くそう、それを変えようとすることは、今を否定している改革で、それは逆効果・・ということなのだと思います。改革では世の中はよくならないのかもと思います。否定していてはずっとそのままなのかもと思います。