映画「ワンネス」 運命が決まっていると…

2013/06/10 7:34 AM

 
 昨日は中学の同窓会について書きました。
 その続きです。
 僕が今まで関わっていた同窓会は、高校・大学・留学関係です。
 それぞれ入学するのに試験があるので、同じレベルの人が集まる傾向にあります。
 そうすると同窓会でも、どこかに競争・嫉妬、羨望意識があります。
 
「森田はいいなあ」…みたいな(笑)。
 
 しかし中学の同窓会では、「森田はいいなあ」的な意識はまったく感じませんでした。
 元々、格差社会だったからかも知れません。
 入試で選別されていないので、雑多なレベルの人がクラスにきます。
 時に僕はクラスではずっと一番でした。
 だとすれば僕がどんなに偉くなっても、全然いいのです(爆)
 
 ところで映画「ワンネス」では、運命が決まっていることがテーマのひとつです。
 運命が決まっていると、同じような現象が起こると思いませんか?
 だって競争しても意味がないですから(爆)


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コメント

  1. みっく より:

    小中とずっと一番だった森田君が、そのまま今も偉くなってて、とても若くて面白くて、同窓生の皆さんは本当にうれしかったのではないかと思います。森田君はエライ・・というのは当たり前でそこに嫉妬も羨望もなかったんだと思います。小中の集まりは、もともと格差があって当たり前の世界だったんだと思います。
    運命が決まってると、競争する意味がなくなる。。というのはほんとにそうだと思います。羨望も嫉妬することもなくなると思います。私はすぐにいいなあ・・という気持ちを持ってしまいがちですが、それはもしかしたら自分もできたかもしれない・・と思ってしまうからだと思います。でも運命は決まってて、もしかしたら・・はなくて、今の自分が100%で、これしか道は無かったと本当に思えたら、いいなあ・・は出てこないはずだと思います。そうなったら、嫉妬や羨望に使う時間とエネルギーを、今の自分を楽しむことにつかえそうに思います。

  2. どせい より:

    同じ「同窓会」でも、高校や大学のように、試験で同じレベルの人が集まる集団になると、どこかに競争・嫉妬意識がでてきてしまうのだと思います。ですが、中学校の雑多なレベルの人が集まる集団になると、もともと格差があるので、嫉妬意識が働きにくくなるのだと思います。とてもおもしろいです。

    そして、これは、「運命」の問題にもあてはまるのだと思います。運命が決まっているとしたら、最初から格差や差異があることが前提で、どんなに競争しようが同じにはならないのだと思います。金持ちはどこまでいっても金持ちだし、貧乏人はどこまでいっても貧乏人です。貧乏な人が、金持ちの人に対して、お金の所有競争を挑んだとしても・・・それは意味がないと思います。張り合ったところで、無駄になってしまうと思います。「運命が決まっている」ことが前提となると、そのような競争・嫉妬、羨望意識が減るようになると思います。

  3. まるこ より:

    確かに運命が決まっていることが広く周知の事実となったら、競争やら嫉妬やらは少なくなるような気がします。「最初から決まってるんだから仕方ないや・・・」という人が増えそうです(笑)しかも、どういう運命に決まるかは自分の中身と関係ないとなったら余計に諦めるしかないような気がします。これからとても長い時間をかけて徐々にそういう世界になって行くのかもしれないと思います。多くの人が今あるがままを肯定して受け入れることができるようになったら、今とはとても違った世界になるような気がします。

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