映画「ワンネス」 アニマはあくまで仮定

2013/10/26 8:10 AM

 
 「ユングの心理学」という本からの抜粋の続きです。
『ユングの集合無意識、または普遍的無意識とも訳されている概念は、あくまで仮定であって、実態として証明し得るようなものではない。それは彼が元型とよんだあらゆる情動の源泉として考えられるものの総称である』
 うーむ、そうです。
 自分のアニマを人に見せることはできません。
 しかも無意識の世界なので説明も難しいです。
 ということは、人それぞれ、その人なりのやり方で無意識と対話する方法を見つけないといけないかも・・。


シェアしましょう !



コメント

  1. 小町 より:

    アニマをユングは情動の原型としているし、誰もに当てはまるわけじゃないことも言っています。でも、無意識と対話するって、すごいです。それはもしかしたら気がつかないで無意識が自分の中で言っていることは多々あるような気がします。昨日のアニマが輝くことで、ユングが輝くことにも鳴るんだと思いました。ユングも無意識を見る目が優しいです。それはもりけんさんも同じに感じます。

  2. こはな より:

    ユングさんがアニマと出会ったのは、奇妙な体験が始まりで、その後、アニマと名付け、女性の中にはアニムスがいるのではないかと推察したり、アニマとの付き合いは長いです。ユングさんにしか起こらない事の連続なのではないかと思います。けれど、仮定に惹かれ、自分がその存在に会いたいです。

  3. まりん より:

    ユングさんは個人的な体験からアニマを発見して、普遍的なものとして考えたけれど、それはあくまで仮定であり仮説なんだと思います。アニマは、実態として目に見えないから証明できないです。めちゃめちゃ科学的な視点から考えてるのがわかります。同時に、ユングさんから私たちへの問題提起でもあるんだって思います。自分の中のアニムスのような無意識と対話をしてみたいなって思いました。

  4. koil より:

    アニマは普遍的なものではなく
    まだ仮説なのだと思いました。
    実際にその証明は
    無意識の世界であるため
    現段階では難しいだろうなと思いました。
    また、無意識との交信は
    アニマ、アニムス意外にも
    もしくは形を変えた方法として
    あるのかもしれないと思いました。

  5. まるこ より:

    実態はこうであるという断定はすごく難しいのだと思います。それぞれが自分の方法を見つけて無意識との対話をするしかない。アニマの存在も人それぞれの可能性がとても高いのだと思います。でもユングのアニマ、無意識との対話は、新しい視点を示してくれているのだと思いました。

© 2015 森田健 All rights reserved.