「ユングの心理学」という本からの抜粋の続きです。
『古代ギリシャには、太陽から叡智であるヌースがあらわれて月と合体し、そこから人間の心であるプシュケーが生まれたのであって、夢はそのプシュケーの表現であるというような考え方がある』
きょうはアニマ・アニムスのことを書いていません。でもユングの使う単語に、これから出てくるので、きょうは載せました。
しかも私が今月受けた宇宙天文検定三級テキストには、この話が載っています。星座はギリシャ神話から取ったのが圧倒的に多いからです。
さて、きょうの抜粋からすれば、人間の心は天体によって作られたのです。これが重要な点です。
古代ギリシャの人は人間の心の起源を考えられたのだと思いました。天体によって作られると考えたのだと思います。その考えが、ユングさんの考えにも影響し、現在の宇宙天文検定3級のテキストにも記載があるのだと思います。古代ギリシャの人はまだプシュケーという名前ができる前に、これはなんだろうと考えられたのだと思いました。
太陽と月の合体によって心が作られたという考えがすごいです。天体という外側の壮大な世界と、私の心とを切り離してなくて、元は同じものだと考えてるからです。古代ギリシャの人たちの使ったヌースやプシュケーという単語をユングさんが使うのは、その考え方を重要視してたからだと思います。天体によって心が作られるなんて考えたこともなかったけれど、古代ギリシャの人々やユングさんは、天体と心とが深く結びついてると考えていたんだと思いました。宇宙天文検定3級のテキストにも星座が古代ギリシャ神話からとったものが多いのは、現代にも古代ギリシャの考えがずっと受け継がれてきてるからです。同じように、天体と心とのつながりも、ユングさんのような心理学者を通して現代に受け継がれてきてるのかもしれないって思いました。
プシュケーが天体から来ていて、自分の心になっているんだと思います。自分の心も外側になるって、クラクラしています。ギリシャ神話は星座を形成しています。星を見て、あのお姫様はずっとあの星座でいるんだと考えると星が身近に感じてくるのがすごく不思議だと思っていました。ギリシャ神話の世界は遠くの出来事じゃないと思ってくるからです。ユングもギリシャ神話から人の心を見ているんだと思います。重要な点なんだと思います。
ギリシア神話によると、人間の心はもとは太陽と月からできているのだと思いました。太陽も月も宇宙にはたった一つで、そこからできたひとりひとりの心は、太陽と月をもとに、つながっているのだなということを思いました。人間の心は、自分の中にあるようだけど、形がなくて取り出して見せることもできなくて、誰かに説明するのも難しいと思いました。ギリシャ神話によると天体によってつくられているのだと思いました。太陽や月という形あるものから作られているというのが面白い感じがしました。
古代のギリシャ神話では
太陽からのヌースと月が合体して
人間の心であるプシュケーが生まれた
ことを初めて知りました。
ユングは、ギリシャ神話の単語を
多用したのだと思いました。
また、星座はギリシャ神話からのものが多く
宇宙天文検定テキストにも載っていたのだと思いました。
重要なことは、
人間の心は天体によって作られたことなんですね。
もう少し考えます。
人間の心が天体によって作られたなんて、今まで一ミリも考えたことなかったです。でもユングはギリシャ神話にある記述から、人間の心と天体との関連性を分析していたのだと思いました。太陽から生まれたヌースが月と合体して人間の心、プシュケーが生まれ、そのプシュケーが表現したものが夢・・天体といえば外側を思います。心は内側だと私たちは思っています。でも心の元が天体なのであれば、心は外から来ているということになるのかもしれないと思います。ますます人間の心というものが不思議なものに感じてきます。
宇宙天文検定三級にはこういうおはなしものってるんですね。メチャ興味深かったです。星座がギリシャ神話から来てる関係なんだなっておもいました。でもそれにしても興味深いです。天文学で心がどこからきてたかや 神話について触れられるなんてなんだかとても興味深いです