映画「ワンネス」「和」 主題歌は無意識で聴く

2014/03/10 8:41 AM

  
 「和」の主題歌の歌詞は一般の人にとっては難しいはずです。
 これで始まります。
 
耳を澄ませて ワッチする
一千キロ彼方から
電子の乱舞が 地球を覆い
君の声を 運んでくる
 
 でも、すでに聞いた人はいると思いますが、まったく抵抗なく入ってくるはずです。
 アマチュア無線の超マニアな歌詞なのに・・です。
 なぜでしょう?
 それは、映画のセリフは意識で聞く(読む)のに対して、主題歌は無意識で聴く(読む)からだと思います。
 メロディがあるから受け身になるのだと思います。
 受け身に入ったとき、人は無意識が優先するようになる。
 これって意識と無意識を考える大きなヒントになりそうです。


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コメント

  1. こはな より:

    歌を聞いている時、受け身になっているって気づかなかったです。でも、ただ聞いているだけなのに、歌を覚えてしまいました。その時、意識してやったわけじゃないです。何かすごいです。メロディーが、無意識優先の状態にもっていっているみたいです。当たり前に行われていることの中にこんな発見があってすごいし、面白いです。

  2. みっく より:

    ことばは理解しようと考えてしまうけど、音楽はあまり考えずに頭に入ってくるように思います。もし歌詞でわからない言葉があっても音楽に乗っているとまあいいかとあまり気にせず、そのまま聞いてしまいますが、そういうのが受け身ということかなと思います。子供のころはよく歌番組を見ていましたが、歌詞で男女の恋愛のことなどがでてきて、意味が分かってなくても、何も問題なく、口ずさめるほどきいていたと思います。大きくなってから、そういう意味だったのか!と改めて知った歌も多いです。曲があると言葉にこだわらなくなるのかもと思います。そして曲はどんどん進むので聞くしかなくて、受け身にならざるを得ない感じがします。
    受け身になると無意識が優先する・・・というのが面白いです。受け身になると、自分の意思や意図を前面に出す必要がなくなると思いました。

  3. まるこ より:

    今まで全く気づきませんでした。超マニアな歌詞なのに全く抵抗がないです。それどころかそんな超マニアな歌詞を何の抵抗もなく受け入れている感じが快感にすらなっていると思いました。言葉がメロディに乗っているから自動的に受け身になっているなんて全く気づかなかったです。そして受け身になっているときは、これまた自動的に無意識が優位になっているんだと思います。まさに意識と無意識の仕組みと関係性が主題歌に隠されているんだと思います。とてもすごい指摘に唸っています。

  4. どせい より:

    歌詞だけ読むのと、曲と一緒に聞くのとでは・・・たしかに受け取る感じが、全然、違うと思います。歌詞だけであると、やはり意識的な感じがします。メロディがあると、たとえアマチュア無線を知らない人でも、まったく抵抗なく入ってくると思います。
    この感じから、「意識」と「無意識」の関係に気がつかれたのだと思います。メロディがあるだけで、無意識の方が優先的になるのは、受身になったとき、無意識が優先するようになるからと考えられたのだと思います。

  5. 小町 より:

    メロディがあるから受け身になれるって、だから歌が人の心に届いていると思います。とてもダイレクトに意味は知らないけど、気にならないで聞けると思います。歌が情報を運んでいても意識はその意識を発揮しないと思います。メロディとして聞ける歌って、すごい視点です。わからないままで聞けるのが歌だと思います。変だって思うのはすごく少ないです。無意識の状態で聞いています。

  6. まりん より:

    歌詞は文字だから意識の世界だと思うけれど、それがメロディにのって歌われると、意識から無意識になってるのがとても面白い発見です。それはメロディが受け身にさせるからなのだと思います。受け身になろうとしなくても、メロディがつくだけで受け身になって無意識で聞いてるのが不思議です。歌詞にメロディがつくだけですーっと力がぬけてく感じです。今まではそのことが不思議だとも気づかなかったし、無意識と意識から考えもしなかったです。

  7. なんしぃ より:

    歌詞はマニアなことを書いてあるのに、メロディーに乗せて聞いたらとても楽しい気持ちになりました。文章で読むときと違う、意識で聞いていないような感じを受けました。意識で読むと知らない単語が出てきたら、そこで思考がとまってしまう感じがしました。無意識というのはとても大切であるのだと感じました

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