昨日は、時代背景を書きましたが、その続きです。
2015年からいよいよ次の四半世紀に入るのですが、キーワードは自己超越だと思います。
自己超越は自分という殻から出ることで、それによって初めて周囲に目が行き、周囲との融合が始まります。東日本大震災直後の日本国民はこの状態でした。みんなが自主的に助け合う状態は海外から評価されました。
映画「ワンネス」の主題歌にはこんな歌詞が出てきます。
「当たり前の生活に意味などないと思っていた。自分だけを見ていたから」
自己実現や自己拡大を目指していた時代から自己超越の時代への変遷開始です。
(続く)
自分が原因ならば、自分だけに目がいくのは当然です。
ファンタジーは内面の世界が大事なので、自分に目がいっていたのです。
でも時代は変わりつつあると思います。
自己超越のの時代へ・・です。
ところで東日本大震災のとき助けられた人は言いました。
「ご迷惑をかけて申し訳ありません。私はいいからあっちの人を助けてあげて下さい」
つまり
「ありとうございます」
ではなかったです。
ありがとうは自己実現系のフレーズだと感じます。
ありがとうを何度も言うことで言った本人の運が上がるという思想があれば、自己超越できないと思います。
震災の時、自分だって大変なのに助け合っていたというのにジーーンとしました。でも本人たちはいいことをしているという思いも無かったと思います。震災の時のおばあさんの言葉はありがとうには無い次元の言葉になると思います。自己の殻を強化したのが「ありがとうございます」かもしれません。本当に感謝している以外に使うといいけど、むやみに使いだしてしまったと思います。その殻が時代から破られてくる時期になると思います。また書きたいです。
東日本大震災の時に助けられた人は、自分だけを見ていない・・と感じました。助けに来てくれた隊員さん、あっちに助けがいる人のことを感じているのだと思 います。助けられた人の自己は小さいというか、私はいいから・・と言われていて、まるで私を消してしまっているような感じがしました。これが自己超越なのだと思います。被災しているのは自分なのに・・改めて読ん でほんとにすごいと思いました。自分だったら出来ないです。だけど2015年から時代は、これが当たり前になるのだと思い ます。ありがとうと言わず、言ったとしても何回も自分の運のために言うのではないのだと思います。隊員さんの力を他の人に使って下さい・・自分の為ではなくてすごいと思います。
「自分が原因ならば、自分だけに目がいくのは当然」というのは、本当にそうだと思いました。ずっと自分が原因で、内面が原因で、周りを作り出してると思ってきたのだと思います。夢やファンタジーが生まれてきたのも、自分が原因だと思ってきたからです。けれどそれも一連の時代背景から生まれてきたもので、自分は結果だと思いました。東日本大震災のときに助けられた方の言葉には、自分が原因をいっさい感じないです。自分より救助隊の方やあっちの人のほうが大事。。。「自己超越」そのものの姿があったのだと思います。大震災という外側の出来事から日本国民が自主的に助け合う状態が生まれていたのだと思います。それは、元々日本人にそなわった本質が現れたものでもあるのかもしれません。自分が原因で夢やファンタジーを求めてたときには表に現れてこなかった性質です。そんな性質を引き出したのは外側だと思いました。自己超越という私自身今まで経験したことなかった姿が大震災のときに生まれていたように、2015年からはその自己超越がキーワードになる時代がやってくる。。。これまでの時代背景のデータから生まれてきたのだと思います。ワンネスの主題歌の歌詞のフレーズは、まるで心を見すかされたようで、とても好きなフレーズです。そのフレーズにも自己超越が現れてて、それがまさにいま世に出るのだと思います。すでに周りには自己超越の姿や歌詞が現れてきてるように、そこに気づくことができるのも、自分という殻から出て周囲に目がいってるからだと思いました。
2015年から自己超越の時代に切り替わるのだと感じました。今は夢とか希望とか自己の内面に視点が向いている時代だと感じます。相手を利用するのではなく、相手に情報を与え、自分が受けるだけでなく、双方向を感じました。ありがとうという言葉ではなくて、お陰様の世界に切り替わる感じがしました。自分だけのことに視点が向かなくなる感じがしました
自己実現や自己拡大の時代の背景として「自分が原因」という思想があるのだと思いました。ありがとうを何度も言えば開運できるという思想も「自分が原因」を起点として生まれている思想だと感じます。自分もそんな「自分が原因」の思想の影響をずっと受けて生きてきていると思います。大震災のときには多くの人が自己の殻を破り、マズローさんが2%しかいないと分析した自己超越の状態になっていたのだと思います。人は「自分が原因」ではどうしても説明がつかないことに遭遇したとき外側を向き、外側を向いたときどうなるのかということをとても良く現した出来事が東日本大震災であったのだと思いました。そのときの日本と日本人の姿が全世界に発信されたということ。そして時代は自己超越へと切り替わろうとしていること。時代という大きな時間的要素とこの地球に起こる出来事との繋がりを感じています。