映画「ワンネス」 『低予算映画を大作に変える撮影術6』…予期しない良い出来事

2013/07/24 7:51 AM

20130417120416DSC05921レールで撮影開始m 
 レールでの撮影が開始されました。
 撮影技師を載せた台車を助監督が押します。
 ゆっくりゆっくりと押します。
 音声スタッフがマイクを掲げています。
 音声技師がヘッドホンに耳を澄ませています。
 多くの映画はアフレコです。
 あとからスタジオで録音されます。
 でもワンネスは現場で音を取ります。
 もちろん低予算が理由ですが(笑)、とても良い音が入っていました。
 鳥の声です。
 とてもハッキリとした鳥の声です。
 実写の現場は予期しないアクシデントもありますが、予期しない良い出来事もあるのです。
 人生も、そういうものではないでしょうか?


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コメント

  1. まるこ より:

    撮影中の緊張感が写真から伝わってきます。みなさんがそれぞれの持ち場で神経を集中させて大事なワンシーンを撮影されたのだと思います。アフレコという言葉は初めて知りました。後でスタジオで録音されることをアフレコと言うのだと思いました。ワンネスは現場の生の音を録音するので、それも考え方によっては制約の一つなのだと思います。でもその制約があるからこそ、予期しない鳥の声が綺麗に入っていたのだと思います。私たちの人生もいろんな制約があるからこそ良いことも悪いこともあって、人生が成り立っているのだと思いました。

  2. みっく より:

    アフレコでなく、現場ですべて済ませるのは、低予算が理由とはいえ、そのおかげで、思いがけない素敵な飛び入り参加があったのだと思います。その場で撮ると、入ってほしくない日常生活の音も入ることもあるけど、可愛い鳥の声という、素敵な音が入ることもあるのだと思います。本当に人生と同じだと思います。その時、その場が勝負のワンネスの撮影は、人生そのものみたいだったんだと思います。

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