映画「生まれ変わりの村」・・審判をしたがるのは人間だけだ(その7)

2015/03/11 6:55 AM

  
「神との対話」の続きです。
 神は言いました。
「審判をしたがるのは人間だけだ」
 昨日は、「死刑を廃止した国は凶悪犯罪が増えると思えばそうではなく、逆に減っているのです。これはデータなのです」と言っていたコメンテーターの話をしました。
 同様なことは、死後の審判でも言えるのかも知れません。
 あの世での審判がないことが広がれば、かえって犯罪は減る・・ような。
 そうだとすれば人間は、あの世での審判を創り出し、この世の犯罪さえも創り出しているのかも知れません。
「審判をしたがるのは人間だけだ」という神の一言は、本当に奥が深いと思っています。 


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コメント

  1. まるこ より:

    死刑が無くなれば犯罪が減るということは、死刑という刑罰が犯罪の原因になっていたということだと思います。同じように法律や裁きが罪と呼ばれる行為の原因になっていたとすれば、私たちが考えている因果関係とは真逆なことが起こっていることになります。裁く神がいたとすれば、その神こそが裁きの対象を生み出していることになります。しかし、当の神は「審判はしない」と言っています。神ではなく「審判をしたがる」人間こそが、審判の対象を生んでいるんだと思います。反省、成長、改革、祈り・・・無くそうとする元凶を生んでいる原因は、その無くそうとする行為そのものだということにも繋がっていると思います。神のひと言、ほんとうに深いです。

  2. まりん より:

    コメンテーターの言うデータは、世界中の法律、刑法のシステムを買えてしまう情報なのに、それほどのすごい情報だとわからなかったです。コメンテーターのデータに批判的な人たちと同じです。データはあるのに、そのデータのすごさにきづかないで、常識を優先してきたのだと思います。

  3. こはな より:

    良い悪いを言うのは何か自分がしているような気になれるからかもしれないです。

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