何度も書いていることですが、もう一度書きます。
カリフォルニア工科大学のS教授の本にも出てきます。
意識は無意識に0.5秒遅れるのです。
なのでS教授は
「自由は幻想だ」
とも言っています。
運命が決まっているのも、これが原因だと思います。
日本人と外人を比較してきましたが、日本人の特徴はエデンの園を出ていないことだと書きました。エデンの園を出ると、あたかも意識が主体に感じてくると思います。逆に私たち日本人は無意識との繋がりを大事にします。この「生き方」は結構イケているのではないかと思います(笑)。
無意識の部分を大事にする生き方というのは、決まってる運命を受け入れて生きているみたいに思います。エデンの園を出ていないというのは、周囲と自分は一体で、自分一人だけで生きてるのではなく、全体の中の自分というのを、常に感じているみたいに思います。でもそれをあえてそう思ってるわけでなく、自然にそうなっているのが日本人なんだと思います。西洋の意識全開で個を主張する考え方が入ってきて、そっちの方がいい・・という風潮があっても、やはり震災のように大変なことが起きたとき、その日本人の無意識を大事にする生き方は自然に出てきたのだと思います。そのおかげで肉体も心も救われた方がたくさんおられたと思います。
私はなぜ生きているのか分かりませんが、どうせ生きるのなら幻想よりも実体を生きたいです。日本人はエデンの園にとどまってこれたお陰で、より全体との繋がりの中で生きてこれたのだと思います。時空の実体が何かは分かりませんが、無意識レベルでの繋がりを大事にしながら生きることができれば、少しずつでもそれが分かってくることもあるかもしれません。全体との交信を大事にしてきた日本人の生き方はとても素敵だと思います。
カリフォルニア工科大学のS教授によると、意識は無意識に0.5秒遅れていて、私たちが「自由だ」と思っている意識も、幻想だということになると思います。
日本人が、あうんの呼吸で、わざわざ口に出すことを避けるのも、わざわざ口に出して言うことで、かえって「嘘」っぽく感じてしまったり、「言い訳」みたいに聞こえたりするのを避けているのではないかと思います。日本人は、無意識を大事にしているので、意識が後づけて言い訳をしていることを、案外見抜いているのかもしれないです。