映画「ワンネス」 受け身

2013/07/29 7:34 AM

 
 しつこいですが、また書きます。
 最新の脳科学よれば、意識は無意識よりも0.5秒遅れています。
 ということは、意識は無意識に対して受け身なのです。
 意識はメイドなんです。
 ご主人様は無意識です。
 ここまでは何度も書いた概念です。
 きょうは一歩進めます。
 人間はメイド(受け身)であることに快を感じるのではないかと思います。
 流行の服を着るのも、一種の受け身です。
 個を出そうと頑張っても、流行から完全に外れることはしないでしょう。
 受け身だからこそ、世の中が成り立っていると思います。
 全員が個を主張し始めたら、どうなるでしょう?
 こうして考えると、受け身だということを認識して、やっと次に行けるような気がしてなりません。
(続く)


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コメント

  1. さよ より:

    そういえば、お洋服なんかもコーディネートされているカンジがあったりします.メイドちゃんだったんだぁo(^-^)o…あと本との出会いとかすごい感激したり.キラキラ光っていることも…そういえば、人が生まれてすぐ受け身ですね.生まれるってすぐに受けとらなきゃならない…体とか遺伝とか環境…受けとってから、はそうかもしれませんね…。

  2. まるこ より:

    わたしたちは大変な勘違いをして生きてきたのだと思いました。意識上では「私」という意識がご主人様だと思って生きてきました。でも本当は「私」はずっとメイドでした。メイドの格好をしながらご主人様だと勘違いして来たのだと思います。でもメイドの格好をしていることにはバリバリ快を感じてきたのだと思います。でもその快を否定し続けてきたのだと思いました。そのバリバリの快を認めることが全体と繋がるキーにもなるのかもしれないと思いました。

  3. みっく より:

    人間は実は受け身が好き・・快かもしれないのだと思います。
    受け身・・ということを考えると、たとえば生まれる時も自分の意思で生まれたのではないということがわかってきて、これも受け身だと思います。生物が環境に合わせて変化してきたとすれば、これも受け身だと思います。
    自分から行動を起こすことや主体性を持つことは、いいことのように言われていると思いますが、実はそれは人間の本質とは違うのかもしれないのだと思います。

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