昨日、羽田に帰る飛行機が、羽田上空の激しい雷雨で羽田に着陸できなくなりました。
それで飛行機は土浦と水戸の間まで行き、30分ほど旋回しました。
高度1600メートルで同じ場所をグルグル回っていました。
そのあと羽田に向かったのですが、まだ雷雨だという情報がきます。
仕方がないので、写真の位置で飛行機はグルグル回ります。
飛行機が別のほうを向いているのはグルグル回っているからです。
合計50分間もグルグル回った後、羽田に向かい、激しい稲妻の中を着陸しました。
羽田空港は業務を停止しているので、着陸した飛行機はゲートに向かうことができません。
滑走路で30分まった末、空港の業務が再開され、やっとゲートが決まり飛行機は動き始めました。
私たちの人生は思うようにはなりません。
飛行機が旋回してもう少しで着くというところでなかなか着かない事態だったと思います。雷雨で新幹線も運転を見合わせたというニュースも聞きました。天候は自分の思うようにはならないです。グルグル回っているときは本当にどうなるのだという思いばかりで、焦る気持ちになってきます。待たなければならない時が人生も多いし、思うようにいかないままの人生だと思います。人生を計画なんかできないのが当たり前だしその方がいいんだとも思えてきます。無事に帰ってこられて、嬉しいです。
機内で撮影された写真のアップから、飛行機が羽田とは全然違う方向に飛んでるのがわかります。羽田上空の激しい雷雨で羽田に到着できずに土浦と水戸の間にいって30分くらい雷雨がおさまるのを待っていたんだと思いました。そのあとも羽田近くの写真の地点で50分もグルグル回って最後には稲妻の中を羽田空港に着陸。。。燃料もつきるくらいに待ち続けた挙げ句稲妻の中で業務停止してる羽田に着陸するのはとても危険な状況だったのだと思います。無事に着陸されて本当によかったです。そのあと羽田空港の業務が再開されるまで待ち続けて、やっとゲートが決まるまで、機内の人たちも操縦士もスチュワーデスも待ち続けるほかにどうすることもできないです。ただ天候が良くなるのをまち、業務が再開されるのを待つほかないです。それは人生でも同じなのに、そのことをすぐに忘れてしまいがちです。思うようにならないのが当たり前なのに、自分で夢を決めてそれを実現できるうに思い込んだり、生まれ変わりにまでも自分たちで人生を選んでコントロールできるかのように錯覚してるのが私たちだと思いました。人生は思うようにならないというのは、そんなちっちゃな自分ではどうすることもできない世界や計り知れない仕組みを感じたときに気づかされることです。それでも思うようにしたくて愚痴や不平不満を言ってしまいがちです。けれど、思うようにならない世界や仕組みがあるから、私たちはこうして存在できてるんだと思いました。
人生が思うようになると考えていると、努力したり目的を持ったり目標を掲げたりしてしまうと思いました。でも思うようにならないは、どんな人にも平等で、どんな人にも同じを感じました。どんな人も命懸けで思うようにならない人生を生きているのだと思いました。そのことを知り、認めることで、視点が自分以外に向く感じがしてきました
こういう事態に遭遇した時、どうしようもないです。飛行機が着陸できるのは、雷雨がおさまり、空港が再開される時で・・それは自分の思うようにはいかないと思います。