映画「ワンネス」 時間は前に進むだけ

2013/03/13 6:55 AM

 
 原作の小説が「もともとの運命」だとすれば、映画化は「人生化」だと思いました。
 人生化とは変な単語ですが、人生に展開したということです。
 
 原作の小説には時間の要素はありません。
 小説はページを閉じて考えることもできます。
 
 ところが現実の人生は違います。
 ページを閉じて考えることができません。
 
 現在、脚本にしているところですが、もっとも悩ませるのがこの点です。
 映画は立ち止まることができません。
 
 なぜこんなことを書いているかというと、私たちの人生は、始まると、止めることができないということです。
 当たり前のことを書いていますが、そうなのです。
 
 時間は一定のスピードで前に進むだけです。
 あなたの時間も私の時間も同じです。
 
 神はなぜこんなふうに世界を作ったのか?
 時間を戻せれば楽じゃないかと思います。
 でもそれはできません。
 
 私たちに与えられたのは前に進むだけ。
 
 では神はどうでしょうか?
 私たちと違う点は、未来が見えていると思います。
 けれど、神は私たちにヒントを与えてくれます。
 そのヒントを探すのが映画「ワンネス」のテーマでもあります。


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コメント

  1. なんしぃ より:

    神と私たちの違いは未来が見えているというところに神がいないと一寸先は闇を思いました。神はヒントを与えてくれて見えない未来を知らせてくれている感じがして、私の人生の未来を知っている神はヒントを与えてくれているということは未来を知らせてくれていて危険やこっちの方が楽しいよと知らせてくれる感じがしてもう1人の私とかかけがえのない存在が神である感じがしました。私の人生を幸せにしてくれるのは神のヒントである感じがしました。時間を戻せない私たちの人生を明るく照らしてくれてピンチをチャンスにしてくれるのは神のヒントの感じがしてきました。前意識というものや外応や内応が神のヒントのような感じがしてきました。未来情報が今神のヒントとして存在している感じがして、映画ワンネスは神のヒントを探すことがテーマであり神が存在していることを感じました。

  2. こはな より:

    時間は前に進むだけ・・誰もそれは同じこと、ほんとにそうだなと思います。そして、じゃあ神様は何でそううゆう世界にしたのか・・知らないです。でも、知りたいです。ワンネスの中に、神様からのヒントが入っているんだと思います。

  3. keiko より:

    前に進むだけ…本当にそうだなと思います。後戻りができないです。進んでいくしかないです。

  4. yuyu より:

    頭の中では、何度もかんがえられるけれど、時間は前に進むだけ。時間が進むというのは、肉体も含めて外側の現実が変わっていくということだと思いました。
    どう変わっていくか、「ワンネス」の中でも神はヒントをくれているのだと思いました。

  5. まるこ より:

    時間の要素が入ってくるだけで、ものすごく大きな変化が起こるのだと思いました。今まで全然考えてもみなかったです。原作の小説が運命プログラムだとしたら、映画化はそのプログラムがこの三次元の現実世界での時間の流れに乗って現れることなのだと思いました。一定方向に一定のスピードで流れ続け、そして止めることができない。神が発明した時間のシステムの中でどのように運命プログラムを展開するかということを考えられているのだと思いました。時空に存在するすべての「私」が誕生してから今この瞬間まで、この人生化プロセスがすべて自動的に行なわれているということを考えると、すごいことだと思いました。どのような仕組みで自動展開されているのか、とても不思議です。人生化プロセスそのものが神自身の生の一部のようにも感じられます。そんな神は黙って運命プログラムを展開してはいないのだと思いました。「次はこんなの展開するからね!」と私たちにいっぱいヒントを送ってくれているのだと思います。映画「ワンネス」の中にはそんなヒントが沢山あって、映画「ワンネス」全体が神が送る一つの大きなヒントなのかもしれないと思いました。

  6. 和佳 より:

    ホントだって思いました。どうして人生を…行きつ戻りつ逆走もときにはイラストだけ見たりも出来る小説みたいにつくらないで 映画みたいにきっちり流れる時間の上に人生がヒントをちりばめてできてるのか…考えます。なにかめちゃ考えさせられます。

  7. なんしぃ より:

    神は弱者の視点を持っているように感じました。未来を知らない一寸先は闇である私は運命に負けているというか勝てていないと感じます。何もなすすべがない負け感覚のある弱くて自由からも逃避してしまう弱者の私のことを神は知っていてヒントを出してくれているように感じました。運命を変えてまでも私を幸せにしようとヒントを送ってくれている感じがして、神に願望や目標や許しを願ったり祈りだけをして生きることはそのヒントを見逃して生きているように感じました、私からの一方通行を感じました。ワンネスには未来を知っている神のヒントを探すことがテーマにあるのだと思い神との通信のような感じがしました

  8. moka より:

    時間は戻らないし、自分で明確な未来を見ることもできないです。でも神にはしっかりと見えているんだと思います。神は親切だから、そんな未来をサインで教えてくれているんだと思います。映画ではたくさんのサインを見つけたいと思いました。

  9. みっく より:

    時間は前に進むだけで、それは人間だれしもがそうで、神も同じなんだと思います。でも神は未来が見えているところが、人間とは違うんだと思います。でもサインを出してヒントをくれてるんだと思います。時間を戻すことはできなくても、ヒントをキャッチするかどうかは、すごい大きな違いだと思います。ワンネスのテーマはその神からのヒントを探すことなのだと思います。

  10. なんしぃ より:

    もりけんさんの探求している神は未来を知っていることそしてそのヒントを与えてくれることそれがギブになっている感じがして、神は与えることができる存在に感じました。神も自分で自分がギブしているのだと偉ぶることなく脇役に徹している感じがして、人間もすべて未来を知らないもの同士どんな人も平等に感じます。神は平等や水平の関係が好きな感じがして、人間に対してとても必死に未来をヒントを与えてくれている感じがしてきました。神には意志が感じられないのは自分というものに視点が向いていない感じがしました。神には意図はないのだけれど人間に未来を知らせようと命懸けのような感じさえしてきました

  11. まりん より:

    「神はなぜこんなふうに世界を作ったのか?」という問いがすごく考えさせられます。私の人生もみんなの人生も時間があって初めて展開されるけれど、神はその時間を逆行させたり、止めたりはしてないって思います。前に進むだけです。なぜなのかはわからないです。でも神は、未来を知っているから、たくさんのサインを送ってくれてるんだと思います。神は、時間の流れを止めたり逆行させるより、未来のサインを送ることで、私たちの時間や人生に深く関わってるんだって思います。自分だけの人生ではなく、時間や神からのサインが深く関わってる人生。。。とても嬉しいなぁって思います。

  12. 桃有 より:

    時間を戻せれば・・・って考えたことがなかったです。どうせできるわけないからとしか思わなかったです。でもほんとに戻せるとしたらどうなるのかと考えたら、何回も戻って全然先に進めないかもしれないと思いました(爆)または、石橋をたたいて、たたいて、たたきすぎて、石橋が割れてしまって前に進めないかもしれないとか思いました。安全な方にばかり進んでしまって、山もなく谷もなくすごーく地味な人生を送るかもしれないと思いました。神は未来が見えるのだなと思いました。そして、人間にヒントをくれるのだと思いました。どうしてこんな世界を作ったのか、ほんとに不思議だなと思いました。ワンネスはヒントを探すのがテーマの一つなのだと思いました。映画に神様が見えるのだなと思いました。

  13. 小町 より:

    小説には時間が無いに、あっと思いました。時間は止まることが出来ない、それが映画にもあるということ、そして立ち止まれない時間を表現しているのも映画だと思います。時間が戻っても、自分の記憶が蓄積されないと戻っても意味ないと思っていました。忘れちゃったら、また同じ道を行くと思っていたと思います。神はどうなのかは、考えていませんでした。私より未来を知っていると思います。未来がどう動くのかというヒントを神が作っているなんて、神さまは優しいなと思います。そのことは「ワンネス」に表現されていると思います。見てみたいと思います(笑)

  14. ばらんす より:

    小説には時間がないのかなと思いました。全ては決まっている状態かなと思いました。運命の情報もそれだけなら全決定のように思いました。そこに時間の要素を入れたこの世界は、運命の情報と同じようだけれど、神は未来のヒントをくれるので変化の余地のある世界なんだと思います。もともとのシナリオを越える可能性を持たせることで、もっとおもしろい物語をつくるためだろうかとか、予想を越えた変化を生みだすためかとか、分かんないですけれど、時間を戻してやり直す方法じゃなくて、未来の情報をつかんで改善というか変更する仕組みを作ったのだと思いました。「ワンネス」を通して、そういった今まで気づかなかったこの世界の性質を知ることができるのかなと思いました。

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