お正月はドキュメンタリー映画「和」の編集をやっています。
私の恩師であるアンテナの教授が登場してアンテナの原理を説明するシーンがあります。
私は八木アンテナだけを説明するように依頼しておきました。
でも先生はスーパーターンスタイルアンテナの説明までしました。
昨夜まではその部分をカットの予定でしたが、今朝大切なことに気づきました。
八木アンテナは指向性があるので意識に例えることができると思います。
スーパーターンスタイルアンテナは無指向性なので無意識に例えられます。
なぜかというと以前「カクテルパーティ効果」を話しました。
意識は目の前の人に集中しています。これは意識的です。
しかし背後で自分に関する話をする人がいれば、無意識が意識に教えてくれます。
どんな雑音の中でも無意識はサーチしているのです。
ロケの写真で先生が持っているのは八木アンテナです。
私が持っているのはスーパーターンスタイルアンテナです。
あらためて「和」は、不思議な映画だなと思います。いろいろなところが繋がっています。もともと、監督がカットする予定だった部分に、見直してみると大切な指摘が入っていたのですね。・・これもある意味、無意識的です。また、監督が、今朝、それをキャッチして、残すことを判断されたというのもすごいです。
指向性があるアンテナは、「意識」にたとえられるのですね。一方、今回説明を入れることになった無指向性のアンテナは、「無意識」にたとえられるのだと思います。アンテナについても、「意識的」と「無意識的」があるという指摘は、とても興味深いです。映画にとっても、伏線のように、いろいろな場面と繋がるお話ではないかと思います。
八木アンテナだけの説明を先生にお願いしていたと思います。もりけんさんがスーパーターンスタイルアンテナを持っていると思いますが、少ししか見えていないので、調べてみました。あまり見たことが無いアンテナでした。これが無指向性のアンテナなんだと思いました。切り捨てようとしていた時に「意識」と「無意識」に例えられることをアンテナから思っています。「和」は無意識の広がりを持っているかもと思います。今まで意識してこなかったものを捉えているんだと思います。先生はどちらもアンテナだとなっていたことも、「和」に通じていたと思います。無意識がサーチしてくれていないと意識だけでは限られてくるんだと思います。やっぱり両方が大事なんだと思います。
撮影時にはカットしようと思っていた先生のお話が、とても大事なお話だったと今朝気づかれたんだと思います。先生がその時の流れで自然に話されたアンテナのお話の内容が無意識と関係があったこと、それに今気づかれたということがすごいです。教え子と恩師という関係のもりけんさんと先生が映画に出演されるというのもとても素晴らしいと思います。
こういう風に気づくことがカクテルパーティー効果なのだと思いました。そして八木アンテナとスーパーターンスタイルアンテナから、意識と無意識に喩えられるのがめちゃカッコいいと思いました。すごい発見が映画の撮影中にすでに記録されていたのだと思います。
「和」の映画に八木アンテナの説明シーンだけが入る予定だったけれど、先生はスーパーターンスタイルアンテナの説明までされたんだって思います。その両方のアンテナが意識と無意識に喩えられる発見がとてもキました。もしも予定通り八木アンテナだけなら気づかなかったかもしれません。カットされる予定のシーンが、実はとんでもなく重要な意味を持っていて、予定してた八木アンテナの新たな一面まで引き出したんだって思います。両方のアンテナが互いの違いを引き出し、それぞれが私たちの意識と無意識と共通してるのがとっても面白いです。
無意識と同じ働きをしているアンテナを教授が偶然持ってこられたというのもすごいですが、その関連性に気づかれる監督もすごいです。まるでお二人が無指向性のアンテナで電波のやり取りをされていたかのようだと思いました。でもほんとうにそうなんだと思えます。教授の無意識が監督が意識で伝えていない(依頼されていない)アンテナの情報をキャッチして無指向性のアンテナを持ってこられた。それは偶然のように見えたのだと思います。そして監督は指向性のある意識ではそのシーンを必要なしとカットされようと思われたのだと思います。しかし今朝になって無指向性の無意識が、2つのアンテナが意味する情報をキャッチして意識に上がってきたのだと思います。まさに2種類のアンテナの働きを表現するかのような一連の出来事だったのだと思います。 このお写真に写られているお二人は、まさに意識と無意識を手にされて、意識と無意識についてお話をされていると言えるのだと思います。すごいお写真だと思いました。
八木アンテナの説明だけお願いします。と言われていたけど、アンテナの先生は映画の撮影という環境の中で、それを超えてスーパーターンスタイルアンテナの説明までして下さったのだと思いました。目の前のことに集中していてても、誰の中でも無意識は働いて意識に教えてくれているのかもしれないのだと思いました。でも個のことだけ考えていないから、無意識がとても敏感に周囲をサーチして、大事なことへとつながることができるのかもしれないと思いました。
昨日不思議だなと思ったことがありました。マツキヨで買い物をしてレジに並んでいた時です。わたしの後方にもレジがあり、サブみたいな位置で、わたしの後ろに並んでいる人がいました。ふと何気なく後ろを見たときサブのレジがあきましたーどうぞと言う感じで声をかけてくれてました。わたしは聞こえないので声はわかりません。後ろの人が教えてくれたわけでもないですが、空間全てがあなたですよというのを感じて不思議な気がしました。たぶんこれが無意識のサーチなんじゃないかと思いました。写真を拝見しましたが、もりけんさんが持っているのはマイクみたいな形かなあと思います。帰宅したらパソコンで写真をもう一度見ます。見間違いでなければ、指向性のあるアンテナと無指向性のアンテナはずいぶん違うなと思います。
アンテナのお話は、人間の意識や無意識と関係があったのだと感じました。無指向性のアンテナは目の前の人の話しか聞こえていない意識の状態と似ていると感じました。雑踏の中で突然耳に残る言葉があると思います。それは意識的ではなく、無意識からくる情報かもしれないと無志向性のアンテナと似ていると感じました
指向性のアンテナは目の前の人の話しか聞こえていない意識の状態と似ていると感じました。人間は両方持っているように感じました