映画「ワンネス」 愛の原理を知る必要がある

2013/09/08 8:21 AM

 
 人間学の担当教授である神父さんが指定した教科書にはこう書いてありました。
「大きな希望と期待と共に始まりながら、きまって失敗に終わる活動や事業など、愛のほからには見あたらない。もしこれが何かほかの活動なら、人は失敗の原因をぜひとも知りたいと思うだろうし、どうすればうまくいくかを知りたがるだろう。さもなくば、いっさいその活動をやめてしまうだろう。愛することをやめてしまうことはできない以上、愛の失敗を克服する適切な方法は一つしかない。失敗の原因を調べ、そこからすすんで愛の意味を学ぶことである」
 愛は確かに崇高です。
 愛は世界を救うと思います。
 しかし愛は崇高すぎて失敗の原因を調べる対象にならなかったような気がします。
 愛の原理を知る必要があると思いませんか?


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コメント

  1. 小町 より:

    愛は失敗続きなのに、その原因を知らないままに来てしまっています。だけど活動をやめてしまうことは出来ないでいたと思います。崇高な愛だけしか、見えていなかったかもしれません。自分だけが獲得していたいがじゃましていたかもしれません。愛の原理を知りたいと思ってきます。

  2. まりん より:

    教科書に書かれた文章、メチャメチャ衝撃です。ズバリ当たってます。そして愛=活動や事業という視点に、目からウロコが落ちました。失敗に終わっても、悲しみとショックを味わうだけで、失敗をくり返し続けてるんだと思います。ほかの活動や事業なら原因を調べて克服して、その原理を解明するのに、愛となると、手出しできない。。。そう思ってました。愛だけは特別で活動や事業とは別物だと思ってたからです。ガーーーーンときてます。そして、目の前がぱっと明るくなるような感じがします。今まで神秘のベールで包まれてきた愛の原理、めちゃめちゃ知りたいです。

  3. こはな より:

    昨日のもりけんさんの言っていた、愛は日常、愛は今ここが効いています。それで、教科書に書かれている、愛することはやめられない以上・・というのにドキッとしました。愛は崇高なものとして、調べる対象にしていないというのが、そうだ・・と思いました。愛は崇高と決めてしまい、考えてなかったのだと思います。ずっと・・活動が続くなら、原理を知る必要があると思いました。森田君が根源的な問いを持ったことを思い出しました。

  4. どせい より:

    愛について、失敗の原因・・・知りたいです。また、できればどうすればうまういくかを知りたいと思います。それには、愛の原理を知る必要があるのだ、と思います。原理を知らなければ、いくら表面的な議論をしたとしても、効かないのかもしれないです。原理は、根本の部分です。
    ここで議論されようとしているのは、愛の根本の原理なのだと思います。

  5. 桃有 より:

    愛することをやめてしまうことはできない以上‥ということにガーンとキました。たとえ失恋して、もう人なんか好きにならないと落ち込んだりしても、また凝りもせず別の人に恋したりしているのだと思いました。食べることや寝ることと同じ、やめることがなぜかできないのだなと思いました。ほかの活動なら、原因を知りたいと思うし、他の方法を知りたいと思うし、やめてしまうこともできるのだと思いました。でも愛は向こうの方からやってくる場合もあって、やめられないのだと思いました。愛は崇高すぎて、調べるのは難しいと踏み込んで考えることをしなかったけれど、やめたくてもやめられない愛ならなおさら調べなくてはいけないものなのかもしれないと思いました。

  6. まるこ より:

    愛と技術も結びついていませんでしたが、愛と失敗も全くでした。自分の人生にも愛の失敗があったのかな・・・と考えてみたら、結構いっぱいある感じです(汗)どうしてそうなったのかということは考えたことがあると思います。でもその原因を愛の失敗に求めたことは無いと思います。自分の頭の中で愛が完全にスルーしているところがすごいです。愛ほど世界中で叫ばれていて、実はそれが何であるかを分かっていないものはないのかもしれないと思いました。まずは愛が失敗していることを知り、認めるところから始めなければいけないのかもしれないと思いました。崇高な愛は失敗しない、たとえ失敗してもそれは愛が失敗したわけではないと思われてきたのかもしれないと思います。愛は直接触れてはいけないものとして、その性質を全く知られることなく、ずっと崇め祀られてきた存在なのだと思いました。愛の性質、愛の原理を知りたいと思いました。

  7. koil より:

    「愛は失敗してもやめることはできないに」
    そうだようなと思ってしまいました。
    恋愛に失敗したときは
    もう愛なんていらないと思うけど
    時間がたつと
    またドキドキする愛を求めていました。
    失敗の原因は自分だと思って
    愛の原理など知ろうとは思いませんでした。
    人生の約半分位は生きてきましたが
    今からでも愛の原理を知りたいと思いました。

  8. えり より:

    わたしはなかなか人を好きになりません。それでも一度好きになりました。その時わたしも人を愛せるのだとホッとしました。同時に愛モードの自分の知らなかった一面に驚いたりもして刺激的な日々でした。でも続きませんでした。これが愛ならこの時が1番好奇心目一杯の感覚だったなと思います。知識が愛を難しくさせているとわたしは思います。愛の原理を知ったらもっと楽に愛せるのかなと思います。

  9. 和佳 より:

    考えてたのですが…確かに愛することは良いことで、楽しくて気持よくて 誰もが愛そう 愛しあおう…といいながらも、どうしてかうまくいってないと思いました。でもそれが活動や事業だとおもったことがなかったです。唸ってて…婚活とか終活とか終活とか…世の中どうしてよくわからない活動ばやりなんだってっておもってたんですが…みんな原理を知りたいんだなって感じました。そこでは…死ぬことも伴侶を求める気持ちも止むことはないです。しかし愛は崇高すぎて…のところ超絶興味深かったです。もし君の愛を技術として研究させてくれ、調べさせてくれ!と彼に言われたらなんかもう私は泣いてると思います。やっぱなんていうか…ほんとうに愛することやめることができない…機械のようにスイッチをきれないところがそうさせるのかなぁっておもったり…なんだか神父さんはとても刺激的なテキストをだされてるのだと感じます。なんていうか愛することをやめられないというのは意図がもてないところが崇高な様子に思うし…それってでも自分でスイッチをいれることも切ることも出来ない愛のことかもしれない。そこに、愛そう、愛しあおうと掲げる世の中…私もそうだねっておもてしまうし…でも原理がわかってなかったら自分の努力の問題じゃなかったら…何かとても興味深いです

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