フェイスブックに書いた非改革と悟りのテーマのところが、半ば炎上状態にあります。
きょうは神への気づきについて書こうと思いましたが、予定を変更して悟りに関する私の意見を書きます。
もしも悟りという状態が存在し、その結果、涅槃に行けたとしましょう。
そして、神または仏からこう言われたとします。
「森田君、よく頑張って修行した。涅槃に行って下さい」
私は答えるつもりです。
「イヤです」
「なぜですか?」
「まだ沢山の人が残っているからです」
こうして私は地球で輪廻を繰り返します。
いよいよ私が最後になりました。
私は、神または仏に刀を差しだして言います。
「これで私を消滅させて下さい」
「なぜですか?」
「悟りなどというシステムを作ったあなたと共にいたくはないのです」
私はこれを読んで、悟りたくないし、涅槃には行きたくないと思いました。
私がもしもその神や仏の立場なら刀で自分で自分を刺して消滅すると感じました。悟りや涅槃を作った側が作ったことにより、一番大切な存在を失う絶望感で生きていけなくなると感じました。もりけんさんの言葉にすべての存在に申し訳ない気持ちになり生きていけなくなると感じました。悟りや涅槃を作ったら一番つらいのは作った側であり消滅するしかないと感じました。だから悟りや涅槃のシステムは作った側が消滅したくなるシステムであると感じ、神がそんなことをする存在とは思えないです。もりけんさんの悟りに対する考えから神はそんなシステムを作るとは思えないと感じました。神はもりけんさんのような人こそ大切であり生きる根源だと感じると思いました。むしろ悟ろうとか涅槃に行きたいという人に問題提起をさせるシステムならば作るかもしれないと感じました。スープがその1つであるように感じました
ここで言われている悟りはこの世界だけで作られた悟りのことだと思います。ほっとけばいいのに、そう言われるもりけんさんはやさしいなと思いました。
森田さんと神とのやりとりを読んで涙が出ました。悟りを目指したり、涅槃にいきたい。。。そう思う弱い自分も、そして悟りを目指してしまう多くの人たちも、さらに悟れなかった人たちも、あらゆる人たちを肯定してくれてるのを感じたからです。森田さんが斬り込んでるのは、悟りというシステムを作った神に対してです。もしも悟りがあるとしたら、神は私たちを選別し、悟れなかった人たちを否定してるんだと思います。でも、森田さんは、何の条件なしにすべての人を肯定してくれてると思いました。
むちゃくちゃ、すごい突き刺さるようなお話だと思います。やっぱり、もりけんさん、すごいです・・。もし、このようなシステムが「悟り」であるとするならば、自分が地球最後になって、消滅しても願い下げなのだと思います。
悟っている状態は本当に目をつむってしまっているか、横になって寝ている状態になっていると思います。その状態は本当に止まっています。上の世界で、止まっていると少しも楽しくないです。森田君がみんなが行けるはずだというのも、わかる気がします。誰でもその状態を経験しています。だから選ばれたは、なんだか変です。今日の書き込みを見ていて、ジーーンとして、胸がいっぱいになってきました。森田君は最後のひとりになって、神に挑んでいると思います。
改革派と非改革派のお話の中で、もりけんさんが書かれた言葉を思い出しました。「改革派は『私は違う』です」これは改革派が持っている特別意識のことを言われているのだと思いました。頑張って修行したり、徳を積んだ人だけが上に行けるシステムは特別意識から成り立っていると思います。そのシステムの中で最も特別なのが神や仏なのだと思います。もりけんさんの言葉に触れさせていただくことで、私は自分自身が無意識のうちにずっと改革派的人生を歩んできたのではないかと気がつくことができました。自分の思考や感情、目が覚めている間の一瞬一瞬の自分の存在認識のすべてに改革派的な思想が浸透している。「私は違う」「私は特別」とどこかで思っている自分がいることにこの歳になって初めて気がつき始めました。そんな自分にとって、もりけんさんの悟りに対するこのお考えは言葉を失うほど衝撃的で、自分の中で何かが崩れるような感覚を覚えました。「私は違う」がいったいどこから来ていて、人間の生にどのように根付いていて、どのような影響を与えているのかということをもっと考えたいと思いました。
修業はどこですれば悟れると思っているのかなと思いました。それにはやはり瞑想が一番だと思いますが、誰かに言われて悟ったりすることもあると思いました。悟りはいろいろあると思いますが、気付くことも悟りの一つだと思いました。気付くには話を聞いていたり受け入れていないと無理かなと思います。炎上というのは、話になっていない状態なんじゃないかと思いました。悟りについて関心を持って話しているだろうのはずなのに悟りから遠ざかってしまっているんじゃないかと思いました。