映画「生まれ変わりの村」主題歌 J-POPの99%は「曲先」

2014/07/07 8:19 AM

  
 昨日は、私の作曲は普通でありたいと書きました。
 作詞・作曲の本によれば、J-POPの99%は「曲先」だそうです。
 つまり曲が先にできて、それに詞をのせるのです。
 メロディがいかに重要かがわかります。
 良いメロディができれば、それだけでヒットの要因になるのです。
 歌詞なんて付属品なのです。
 そういえば私たちが外国のポップを聴くとは歌詞が理解できません。
 でもいい歌はいい歌です。
 ところで現在進行中の「生まれ変わりの村」の主題歌は「詞先」です。
 つまり歌詞を先に作ります。
 それは音楽ギョウカイ全体の1%です。
 すでに普通から脱してしまいました(笑)。
 曲先だと運命のままなのではないかと思います。
 なぜならリスナーとの一体感が大事だからです。
 でも詞先は、運命を変えれるかも知れません。


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コメント

  1. なんしぃ より:

    運命を変更できるシステムになっているならば、詞先の可能性があると感じました。生まれ変わりの村の作詞作曲の過程に、宇宙や次元、あの世もすべて含めた存在に対する根源の探求を感じました。ルールが先か、情報が先かを、曲先か詞先かに感じました。大元の探求を感じました

  2. こはな より:

    曲先が99%なのは、メロディーから音楽を 聞いているからなのかもしれないと思いま す。でも歌は歌詞があるので、付属品のよ うな歌詞でもそれをメロディーに載せて自 動的に記憶していると思います。だからこ そ「詞先」は重要だと思いました。無意識 に記憶される歌が、歌詞が・・誰かの中に 残り続けるとしたら、やはり歌詞は素晴らしいものがいいです。

  3. どせい より:

    これまで、詞先で、歌詞を重要視してきた歌というのは、ほとんどが、メッセージソングとなっていたのではないかと思います。「普通の自分」から、「特別な自分」へとシフトしていくような、そんなメッセージを歌っていたのではないかと思います・・。

    しかし、現在進行中の「生まれ変わりの村」は、むしろ「普通」であろうとされています。・・そこがすごいです。詞先というスタイルにして、これまでのJ-POPとは、異なっていながらも、作られているのは、「普通」であることなのだと思います。詞先となることで、運命を変えるとしたら、これまでのような「特別な自分」となることではなく、「普通の自分」となっていくことではないかと思います。

  4. 和佳 より:

    J-POPの99%は「曲先」という情報にまず驚かされました。身近にあるのに知らなかったです。詞は付属品のようなもので…あとから付けられてる…ってのがすごく興味深いです。ほんと…99%って…あまりに極端な数字に引きつけられて…なんか…ずーっと考えてしまいました。…そして本当に運命みたいなものがあるんじゃないかなって感じました。
    良いメロディってもし歌を人体に例えたら身体みたいなものかもしれません。美男美女ナイスバディみたいなとこ有るんじゃないかと思います。そういうとき…中身はなくても……もういっかみたいなとこちょっとあるかもしれません。でも私は洋楽ダメで(すいません自分の話かいちゃいます)…なんていうか…メロディは好きですが…やっぱぐっとくる歌詞がないと聞いてらんないタイプです。私にとって歌詞は歌を忘れても部分的に記憶できて…なんていうか歌の魂みたいなとこあるとおもってます。
    …森田さんの詞先は歌詞が先なんですね。…私はなんかすごく興味深く感じました。森田さんと言えば モテモテかつ…やっぱ「問い」っておもうんですが…その詞先の前、見えない部分に…問先があるんじゃないかなって思いました。そして…詞先は生まれ変わりの歌にとってなんか魂の視点をもってるみたいな…とっても大事な順番ではないかと感じました。

  5. まりん より:

    曲先が99%って圧倒的です。メロディと詞だと、メロディのほうが99%も優先されてるんだと思いました。その理由はリスナーとの一体感を優先してるからで、それがあればヒットするからだと思います。海外の音楽を聴いて歌詞の意味はわからなくてもいいなぁって感じるのはメロディに共感してるんだと思います。歌詞よりもメロディに反応するのは無意識的なもので、言われてみてそう気づきました。「生まれ変わりの村」の主題歌は「詞先」で業界の常識とは違うのは、リスナーとの一体感によるヒットを目指してるのではなく、これまでのヒット曲のように時流に合わせようとしてるわけでもなくて、未来からの情報をのせた歌詞だからかもしれません。ヒットするためにはリスナーに合わせることが大事だけど、未来からの情報は、リスナーではなく時空に焦点を合わせた歌詞なのかもしれないと思いました。「あぁ・・わかる」というリスナーの共感に訴えかける曲先は運命のままというのは、その通りだと思います。リスナーの内面も結果だし、それに合わせた歌詞も当然結果の世界だからです。けれど「生まれ変わり」の現象を描いた歌詞は原因の世界に通じるもので、運命を変えることもできるのかもしれません。詞先にした理由が運命変更とつながるという視点。。。とてもすごいと思いました。

  6. 小町 より:

    ほとんどの歌はメロディの曲が先に作られると思いました。聞いていて気持ちよく歌えたり踊ったりできて、歌詞は重要じゃないかもしれないと思いました。最初に曲として聞いてしまうからだと思います。でも、「生まれ変わりの村」は歌詞が先の詩先でいっていると思います。歌詞が重要だからだと思います。歌は本当に無意識で聞いているから、イメージだけが先行してしまうと思います。ちゃんと歌詞を見るとそうだったのも多いと思います。自分の中でたまに独自の歌詞になっているのもあります(笑)「生まれ変わりの村」主題歌はイメージ先行を見据えつつ、歌詞から入れる歌になると思います。

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