映画「和」 仙人思想は運を上げる

2014/04/29 9:22 AM

仙人ローブを着た私 
 外の雑音が自分の中で聞こえるようなのが「天人合一」の瞑想で、これが完成して論文テストも合格して、中国道教協会から白と黒の仙人ローブを授与されたことは書きました。
 自分を空にして周囲を大事にするのが仙人なのです。
 これと逆なのが、「百匹目のサル現象を利用した拡大法」だと、プレミアム上映会では言いました。
 ある思想を100匹まで伝えれば、その他大勢のサルたちが感化されるというのです。
 しかし考えてみて下さい。
 その他大勢は、何なのでしょう?
 自分の思想を広げるコマでしょうか?
 本当にこれは、改革派そのものです。
 改革のほうが人間よりも大事なんです。 
 逆にその他大勢の思想を大事にするのが仙人なのです。
 仙人の元祖は老子ですが「無為自然」が基本です。
「為」をなくさなければなりません。
 でもそれをすると、運がとても上がるのです。
 下の写真は、プレミアム上映会でその話をしている私です。
 黒の仙人ローブを着ています。
(ちなみに100匹目のサル現象は嘘であることが京都大学霊長類研究センターから発表されましたね)


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コメント

  1. 小町 より:

    黒の仙人ローブを着た時、ふわっとした空気も感じました。このローブはもりけんさんしか似合わないと思うほど、カッコいいと思いました。仙人思想の「無為自然」が長い間どうすればいい状態なんだと思ってきました。それに対して「100匹目の猿現象」は自分の思想を広めるやり方で自分を増やしたいが根底にあるんだと思います。自分が出発点で変えるは本当に社会を思うようにすることだと思います。みんながその思想になれば、社会は無い状態なんだと思います。その時点で豊かさも無くなる可能性があると思います。仙人思想が自分を無くするというのも、すごく難しいと感じましたが、主体を持つ自分が初めからあったのだろうかともプレミアム上映会のお話で思いました。自分がと思うほど、周りの声が届かない状態だと思います。その他大勢に囲まれて、生きているのがその一部の私だと思います。自分だけで運が上がるのはホンの目先だけだと思います。周囲と一緒であれば、運は気が付かない間に上がっていると思えます。実際にプレミアム上映会から何かが違っていると感じます。

  2. どせい より:

    「百匹目のサル現象を利用した拡大法」は、無意識を使おうとしていますが、意識が目的を持っていて、そのために無意識を使おうとする、そういう考え方だと思います。主従でいえば、意識の方を主にしていると思います。だから、無意識的というよりか、むしろ「意識的」なのではないかと思います。いい事をしているようでいて、実は、その他大勢を自分の思想を広げるためのコマとしてしか見ていない視点になっているのだと思います。
    仙人思想も、同じように無意識を使っているのかもしれませんが、視点が、まったく逆になっていると思います。主従でいえば、無意識側が主で、こちらの意識が従だと思います。これまで「運をあげる」ということについても、多くの人が無意識を使うことについて言及してきたかと思いますが、ずっと意識が主で、無意識が従の状態で・・これでどうやって運をあげるか、という発想でしかなかったのかもしれないです。森田さんの言われる、仙人思想が実は運をあげるというのは、まさに視点としては逆転しましたが、真理を突いている指摘ではないかと思います。

  3. こはな より:

    仙人思想と100匹目の猿現象を利用した拡大方法は逆だと思いました。他の大勢の思想を大事にするのと、自分一人の思想を大事にするのとでは、全然違います。仙人思想は自分が出てきていないです。自分を空にして、周りの思想を自分の中からするようにする・・本当に周りを大事にし、自分を差し出しているみたいです。

  4. まるこ より:

    天人合一と真逆な世界が100匹目のサルなんだと思いました。外より内が大事。仙人思想は内より外が大事なんだと思います。スピリチュアル系で言われる思想は、ほとんどが外を利用して内を大きくするものだと思います。これは外側を自分の小さな箱に閉じ込める感じだと思いました。とても意識的です。老子が言った道も自分を外に合わせる、自分を無くすことだと思います。意識と無意識、老子の無為自然、上映会でのお話と「和」で見て感じたものの繋がりを考えています。そして運を上げることもです。

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