昨日のトークショウも全開でした。
ひとつ、理由が分かりました。
映画館の構造にあると思いました。
客席は階段状になっているのでお客さんのほうが私よりも高い位置です。
つまり私は少し見上げながら喋ります。
ということは私はブチ切れることができる環境なのです。
だって上から目線でブチ切れれば、まるでお客に怒っているのです(笑)。
でも下から見上げると、下の世界からブチ切れている感じになれます。
帰りに不思議研究所の事務所に寄ったら、
「一度見たんだけど、また見たい」
と言って来週の予約をしてくる人も多くなったそうです。
映画を見に行ってまた行きたいって思うのはすごいと思いました。トークを聞きにいくのもまた会いたいとかなんかウキウキしてくるし、いるだけでほっとするような感じの場所だったです。明るくてみんな嬉しそう・・(笑)下からブチ切れ可能な会場のお陰なのだと思いました。
目線が自分より高い位置から喋られるのと、低い位置から喋られるのとでは同じ話であっても印象が違ってくると感じます。熱心に話す人より聞いている自分の方が高い位置になると、話の内容に対する無意味な反発心が消えるような気がします。それだけに話の内容が素直に入って来る感じを受けます。それに森田さんの映画は娯楽映画とは違っていて、その違いが癖になるのかもと思います。
すごい発見です。ぶち切れることができる理由は映画館の構造が関係していて、周りの環境が気持ちよいぶち切れを生み出していたのだと思います。客席のほうが階段状に高くなっていて、もりけんさんは一番低い位置からブチ切れてました。それはお客さんではなく、これまでの常識や価値観や固定観念に対して。上から目線どころか、一番底辺からのブチ切れ。。。客席に座ってる私はめちゃくちゃ楽しくて痛快で、もりけんさんのぶち切れに元気いっぱいになってました。また行きたい。。。ほんとです。何度も見たくなる映画です。映画館の構造ももりけんさんも観客たちも全体がひとつになって、あのぶち切れを生み出してたのがドキドキです。