映画「ワンネス」「和」 日本人の良さを見直そう

2014/03/29 8:55 AM

  
 江戸時代、士農工商という身分が決まっていて、人々は受け身で暮らしていました。
 今よりも不満は少なかったと思います
 黒船がやってきて外人の持ってきた文献から、フリーダムという英単語を福沢諭吉が自由と訳しました。
 日本に初めて「自由」が輸入された瞬間でした。
 250年間も平和が続いたのに、続けざまに戦争をするようになります。
 日本の「主体」を守るという大義名分でした。
 日本は受け身から能動に変わったのです。
 スピリチュアルな本も多くが西洋思想です。
 日本人の良さをもう一度見直そうとういうのが映画「和」です。


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コメント

  1. どせい より:

    「日本」という主体は、考えていくと、きわめてあいまいだと思います。もし、この名称が「日本」から、別の名前に変わったとしても、明日から何が違うのかと考えると・・・そもそも、日本という「主体」には実態がないのではないかと思います。仮に侵略されたとしても、土地があって人間が生き残っている限り、ある意味、私たちは変わらず、為政者が、チェンジするだけなのかもしれないです。

    にも関わらず、明治維新を経て、日本という「主体」を手に入れると同時に、私たちも「主体」を持ってしまったと思います。国としての主体の成立と、個の主体の成立が、同時に発生したと思います。
    これは、それまでの日本にはない概念で、西洋からきたものなのだと思います。それまでは、士農工商の身分制度があって、仮に武士であったとしても、殿様に仕えて、実態は受身で暮らしていたと思います。それでも250年間、多きな不満もなく社会は続いてきました・・。今から少し前まで、ちゃんと日本にそのような時代があったと思います。「和」の本質は、新しいことを発見したり、進化したりするのではなく・・ただもとからあったこと、私たちが既に持っていたことを思い出すだけでいいのかもしれないです・・。

  2. まるこ より:

    言葉(概念)の影響力はすごいと思いました。もともと日本人の冷蔵庫には無かった「自由」という概念が西洋から入ってきただけで、ずっと受け身で生きてきた日本人が能動的に生きるようになってしまったのだと思います。能動的に生きれば自動的に目的が生まれます。戦争も目的を達成するためにあると思います。多くのスピリチュアル本に書かれてあることも自分が思い描く理想を達成できる、そうしなさいというものだと思います。もしかしたら「自由」が入って来る前の日本人の冷蔵庫には世界平和へとつながる素材が沢山入っているのかもしれないです。当の日本人もそれに気がついていないだけかもしれないです。映画「和」はそのことに気づかせてくれる映画なのかもしれないと思いました。

  3. まりん より:

    士農工商という身分制度があったころはみんなその中で不満もなく生活してたんだと思います。だからこそ250年も平和が続いたんだと思いました。けれど、自由という言葉を意識したことで、私が原因という意識をもったことで、不満が生まれてきたのだと思いました。それまではお陰様でどんな身分に生まれても、それぞれが受け身のままに十分楽しく暮らしてたのに、それを変えようとし始めたんだと思いました。戦いがはじまったのは誰のせいでもなくて、「自由」という言葉が意識されはじめたことがきっかけかもしれないということに目からウロコが落ちます。逆に、いま映画「和」によって、日本人がもともと持っていた受け身という性質の良さに気づくことだけで、その情報を知るだけで、ものすごく大きな影響があるのではないかと思いました。

  4. こはな より:

    江戸時代のご先祖さまも、まさか今の未来に、すごいと言われるとは思っていなかったかもしれないと思います。外国から「自由」という概念が入る前の日本は、身分制度があり、受け身で、不満は少なく暮らしていたのだと思います。日本人が日本を見直す映画というのも今までにないのかもしれないと思います。

  5. なんしぃ より:

    受け身ということがとても大切で素晴らしいことであると感じました。受け身の人は主体性がなく、やる気がないのではないと思っています。むしろ、自分の好き嫌いを超越した、どんなことでも来たことを受けるという決意を感じました。自分の保身や出来高などどうでもいいという、手放している感じがします。自分より相手なのだと感じます。主体的に動く人よりも、受け身で動く人のほうが、他人から見たときに活発に動いて見えるのは、受け身の人であるように感じています

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