昨日に引き続き、ここ数日間に渡り考え続けてきた件で、映画ワンネスの特徴として以下を付け加えました。
東洋には生まれ変わりの思想があります。それは一度きりで終わらず、循環を意味しています。ヒロインは映画の中で次のように言いました。
「循環しているからまた会えるわ」
同じく東洋の陰陽五行も循環を意味しています。ヒロインは映画の中で次のように言いました。
「循環しているから本当の敵はいないの」
それだけではなく、映画の後半は、ふたたび最初の場面に戻ります。
映画の背景音楽も同様です。主題歌のイントロが劇中に何度か流れます。
これらはすべて、映画のテーマのひとつである「循環」を表現しているからです。
ヒロインの言葉がとても素敵です。循環は東洋の思想であり、またもりけんさんが調査した事実でもあると思います。その循環が、ワンネスの特徴の一つなのだと思います。内容にも、循環が使われていて、ワンネスを見ることで、循環を体で感じることができそうだと思います。
映画「ワンネス」を観ることはその過程で何度も生まれ変わる循環を体験することなのだと思いました。「循環しているからまた会える」ということは終わりはないということなのだと思います。終わりがないから始まりもないというのが陰陽五行の特徴でそれは「ワンネス」の特徴でもあるのだと思いました。私たち人間を含む全ての存在がそのように循環していると知ったとき、全体が一つとなって浮遊し変化し始めるようなイメージが湧いて来ました。