ちょっと理科系的な難しいことを書きます。
高校の時に微分と積分を習ったと思います。
微分はグラフの傾きなどを計算し、積分はグラフに囲まれた面積などを出す方法でした。
カクテルパーティ効果とサブリミナル効果から察して言えそうなことは、無意識は微分をしているような感じだと思いました。そして意識は積分なのかも知れません。
周りで起こる色々な現象に対して無意識は瞬間的な判断しかいていない。
意識に上がった時点で、初めて過去との整合性をつけたりするのだと思いました。
そういう仕事の配分をしているのだ・・と。
(この一連の書き込みは結論を急ぎません。あしからず)
瞬間的な判断をする無意識が微分で、そこに整合性をつける意識が積分。とても面白いと思いました。面積を求めようと思ったらそれを囲む線が必要なんだと思います。情報の前衛に立つ無意識が線を求めて、その後に意識が面積を求めるということなのだと思いました。
例えが稚拙ですが、まるで塗り絵のようだと思います。塗り絵も先に線を描いてくれるから面に色を付けることができます。いままで私たちは白紙に好きな線を描いて、そこに好きな色を塗っていると思っていたのだと思います。ところが線を描くのは無意識の仕事なのだと思いました。そこに意識が記憶やら常識との整合性が取れる色づけをして塗り絵を完成させているようなものなのかもしれないと思いました。
あの時ああだったからこうなった・・とか良く思うけど、そういうのは意識の仕事で、無意識はそんなこと全然思ってなくて、その瞬間のことしか担当してないのかなと思います。理屈、言い訳、理由付け。。全部意識の仕事みたいに思います。そしてそれは、無意識が瞬間的に情報をゲットして、その一部を意識に上げてからのことみたいに思います。微分と積分に例えられたのがすごいなと思うし、面白いです。微分も積分も、どうやって出すのか忘れたけど、微分はその瞬間・・というのがなんだかほんとにぴったりだと思います。