西洋でも古代では「お正月」が現在よりもずっと先だと書きました。
一年は三月スタートでした。
そしてギリシャ神話の名前が付けられていました。
March （マーチ）三月・・戦いの神マルス
April （エイプリル）四月・・美の女王アフロディア(ビーナス)
マルスは♂の記号でも表し、ビーナスは♀で表現されます。
ビーナスはすでに人妻であったにも関わらずマルスと密会してキューピットを産みます。
ビーナスの行為があまりに活動的なので僕は「なんとかしてよ、このオンナ」いうあだ名を付けました(笑)。
古代ギリシャの歴は妖艶な関係からスタートしていたのです。
きっと元気を与えていたことでしょう(笑)
この絵はマルスとビーナスの密会風景です。
古代ギリシャの神は、人間の原型を感じます。国籍も、時代も、関係なく、共通する根源的なことを感じます。このような神がいるということ、知るのと知らないのとでは、問いが変ってくると思いました
マルスとビーナス、月の名前は神様の名前がつけられたのだと思います。密会するふたりを隣同士にしたのかもしれないと思いました。
妖艶な関係から歴がスタート。。。何だかとっても色っぽくて生命的です。マルスとビーナスは不倫関係で、密会してるふたりにドキドキします（笑）1年のはじまりが3月だったことも初めて知ったばかりですが、そのはじまりにマルスとビーナスの名前が付けられていたことも初めて知りました。西洋の古代人は星を観察して宇宙の運行に合わせた暦をつくっただけでなく、妖艶な関係にある神話の神の名前をつけてるのも、とっても人間的なギリシャ神話の神たちが大好きだからだと思いました。そんな古代ギリシャの暦は、宇宙の運行にも人間の本能にもぴったりフィットする感じです。「なんとかしてよ、このオンナ」ってあだ名もイケてます（笑）欲望のままのビーナス、めちゃ魅力的です（笑）1年のはじまりが妖艶な関係からで、古代のギリシャ人たちははじまりを迎えるたびに、マルスとビーナスの密会風景を思い浮かべながら、ふふふ。。。ってなりそうです（笑）
こんな妖艶な物語で一年が始まったら、めちゃめちゃ活力湧きそうです。今年もやったるぞーおーみたいな（笑）3月がオトコで戦い。4月がオンナで美。なんかとても生を感じます。奇数と偶数の陰陽も易と同じだなって思いました。