映画「ワンネス」 無意識のままに進む

2013/10/22 7:38 AM

「ユングの心理学」という本からの抜粋の続きです。
『ユングの行動の全体像の話です。ユングはもちろん冷静な心理学者として続けるつもりだったが、無意識の導くままに進んでみようと決心した彼は、意識でコントロールすることを考えてはならなかった。どこに連れて行かれようとも、彼はその流れの中に身をまかせなければならなかった』
 抜粋は断片なので前後関係がわかりにくいかも知れません。
 ユングはとにかく無意識に対して疑問は持っても基本的に抵抗しないようにしたのです。
 実はこれって森田君も、そうです(笑)。
 決められた人生でもいいんです。
 流れに乗るほうが大事なんです。


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コメント

  1. まりん より:

    ユングさんが発見する前も、すべての人にアニマやアニムスのような存在がいて、そうとは気づかずインスピレーションを受けたりしてたんだと思います。そんなすごい活躍に今まで誰も気づかなかったし発見できなかったアニマをユングさんが名前を付けて意識させてくれたのはメチャメチャすごいことです。それだけでなくアニマが「どこに連れて」いこうとも「流れの中に身をまかせ」ようとするのは、アニマを知りたいという思いとアニマへの深い肯定を感じます。それは森田君も同じです。決められた人生や流れに乗るもりけんさんはバリバリ自分を生きてるって思います。

  2. まるこ より:

    ユングは自分の意識のコントロールを手放す決心をしていたのだと思いました。まさにもりけんさんが言われる「ハンドルを手放す」状態で無意識と向き合ったのだと思います。何を考えているのか分からない、得たいの知れない無意識に身をまかすのは言葉で言うほど簡単ではないと思います。でもユングは冷静な科学者の視点を維持しながらも、無意識の言うがままに身を任せたのだと思います。すごい科学者だと思います。

  3. 和佳 より:

    ユングはスゴイなって思いました。無意識の導くままに進んでみる…意識でコントロールすることを考えない、どこに連れて行かれようとも流れに身を任せる…ほんと自分にはできたことないっておもいます。むっ…無理ってなりつつ…とくにどこに連れて行かれようとも身を任せる…ほんとにできたことないです。疑問があっても抵抗しない…というのもなにか…非改革なかんじしてます。そして立川駅のお話を思い出すし、中国紀行も思い出されます。私の意識はなにかはげしく …悶絶してます。

  4. 小町 より:

    無意識は本能のままで、成長は無いとされています。ユングも最初はそうだったと思います。でも、無意識は本当は自分の最も身近にいて、意識できないことを全部やってくれています。私という存在は意識だけだとすごく薄っぺらでちっぽけだと思います。無意識への信頼は運命への信頼なんだと思います。成長したいは無意識を無視しているんだと思います。動物的は無意識と意識の区別は着いていないと思います。意識しながら無意識に従うのは、何というか生命的な気がします。もりけんさんもユングのその生命的なものを無意識に見ているんだと思います。すごい共通点だと思います。

  5. koil より:

    無意識の導くままに進んでみようと決心して
    実践することは並大抵の覚悟ではないと思います。
    それほど無意識には興味か魅力が
    あったのだろうと思います。
    私としては無意識に身をゆだねることは
    どうなるんだろうという興味よりも
    どうなるかわからない怖さが先に来て
    しまっていました。
    無意識の中に
    神は潜んでいるんだろうなと思いました。

  6. こはな より:

    どこに連れていかれようとも・・いいのだなと思います。無意識に疑問は持っても抵抗しない・・。流れに乗りながらでも、無意識のこと考えられるのだと思います。

  7. みっく より:

    ユングは自分の意思とか考えをいったん横に置いて、無意識の声に従うと決めたのだと思います。無意識の流れに身を任せる・・というのは、ええっ・・と思うことや、それはない・・と思うこともあっただろうと思います。そう思いながらも、その無意識に抵抗しなかったのだと思います。ほんとに森田君も同じだと思います。立川駅でダッシュしたときなどまったくその通りだと思います。意識より無意識を大事にするというのは、自分に視点が向いているとできないように思います。自分はこうしたいとか、こうしてきたとか、こうなりたいとか、そういうことを強く思っていては、気まぐれな無意識の流れに乗ることはできないように思います。無意識のままに進んだユングももりけんさんもすごいと思います。

  8. Anne より:

    ユングは無意識を意識でコントロールしようとはしなかったのだと思いました。無意識の導くままにその流れに乗ってみようと決心したのだと思います。将来の自分の立場とかより、探究することに命をかけたのだなと思いました。もりけんさんと同じだと思いました。もりけんさんのタイヤでの川下りのお話を思い出しました。ユングももりけんさんもオールを手放して、運命の流れに乗ることを決心したのだと思いました。

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