ドキュメンタリー映画「生まれ変わりの村」の総指揮は私ですが、監督というではなく監修という名前になります。
なぜなら原作本である「生まれ変わりの村」がマトモに登場するからです。
私が監督になると自作自演みたいなことになってしまいます。
というわけで監督が不在の映画になります。
中国人の男性俳優を使い、私のインタビューをそっくりそのまま再現します。
「前世は女性でした。子供にご飯を上げようと思ってベッドから起き上がったとき、今から思えばあの瞬間、死んでいました」
このあと、中国人の女性俳優に実際の様子を再現してもらいます。つまり幽霊になった状態です。
こうして私の取材が忠実に再現されます。
もりけんさんの調査は本になり「生まれ変わりの村」として発表されましたが、それが今度は映画で発表さ れるのだ・・と思いました。証言が、その情報が、映画として形になる、再現されるのだと思いました。 忠実になのだと思います。俳優も中国人の方です。もりけんさんは総指揮・監修・・自己表現ではなくて、調査されたことをきちんと表現されるのをバックアップする人みたいなのかもしれないと思いました。
森田さんは総指揮で監修ということになってるのだなと思いました。監督不在ってすごく興味深いです。(監督と脚本とかは映画の神かなぁっておもってたので。監修と総指揮ってケースもあるのだなとおもいました)
中国人の俳優さんをつかってインタビューと実際の様子を再現されるのですね。すごいスゴイ見たい!めっちゃドキドキです。取材のこと証言のこともっともっと知りたいなって思いました。
現地まで行かれて、生まれ変わりの証言者の家を訪れ、証言者に会われて取材された様子そのままが忠実に再現されることで、私たちもその現場でもりけんさんの質問と証言者の証言を聞くことができるのだと思います。「生まれ変わりの村」に書かれてある世界を追体験できるようなドキュメンタリー映画。。。すごいです。前世は女性で子供にご飯をあげようとベッドから起き上がったときには死んでいたという証言をこうして読んでいても胸があつくなります。映画では実際にその証言シーンが忠実に再現されるだけでなく、実際に前世で亡くなるシーンが忠実に再現されて証言者の体験をより身近に実感できるのだと思います。
ドキュメンタリー映画の監修・総指揮となったのも、原作本の世界が忠実に再現されることで監督不在となった展開も、すべて向こうからきたもので何だかすごい展開です。今年の12月には見ることができるのを思うとすごくドキドキです。
監督が不在の映画になるのだと思いました。監督の自作自演でもなく、監督の自己表現でもなく、不在となるのだと思いました。監修なんだと思いました。そして取材が忠実に再現されるのだと思いました。前代未聞の映画を感じました