森田君に点数をつけるとすれば20点だと書きました。
それを伸ばそうという気もありません。
森田君は欠点だらけの人間ですが、それをも認めてしまっているからです。
さらに森田君には第五のステップである自己実現の欲求がありません。
人生は余生だとか暇つぶしだとか言っています。
ところで、俺は95点だとか言って、自己実現バリバリな人に360度開いた面白い情報が集まるでしょうか? 情報は集まるかも知れませんが自己実現に即したものだけではないかと思います。さらに夢が実現したとしても、おかげさまで・・と言うでしょうか。
森田君の場合は、残りの80点は周囲にあげたいです。
お蔭様で、周囲が森田君の人生を豊かにしてくれているからです。
自分の点数を考えたとき、周囲のことなんて全く考えなかったです。もうこの時点で自分は高得点野郎だって思いました。ほんとうに「お陰様」で生きていたら、もりけんさんのように自分と周囲の両方が視野に入ってくるはずだと思いました。20点の自分でも残りの80点はいつも周囲が補ってくれているから自分は存在して生きていけている。自分と周囲は常に一つで、その両方を肯定していると思います。逆に自分が足らないところを無くそうとすればするほど、自分も否定して周囲も否定することになると思います。それは周囲がなくても自分は生きていけるという、とても傲慢で、あり得ない状態を目指していることにもなると思います。日々の生活を考えても自分が実現しいることなんてほとんど無いです。自分はまったく足りてないのにここに存在して、毎日生きています。それは周囲が自分が足らないところを常に満たしてくれているからだと思います。80点は周囲にあげたい・・この言葉に自分は周囲のことが全然視界に入っていなかったことに改めて気づきました。とても考えさせられました。衝撃的な言葉です。
お陰様でといえる人は、自己実現を目指していないと感じました。自分の力はたいしたことがなくて、自分の欠点も認めている弱い人だと感じました。そして、相手も自分と同じだと思えるから、相手を利用しようとか相手を自分の利益の道具にしないと感じました。お陰様でというとき、自分の力で成し遂げたことはなにもなく、周囲がみんなしてくれているのだと目に見えないご縁の世界を大切にしていると感じました
こうして書き込みができるのも、面白い情報を聞いたり、お蔭様なんだ・・と思ったりできることも、お蔭様だと思いました。80点は周囲にあげたい・・その気持ちは、私の方こそ思います。お互いが受け身になったらなんて優しい世界なのだと思いました。
森田君のつける20点の理由に目からウロコが落ちました。80点を周りにあげたいという視点は自分にはなかったからだと思います。とても胸が熱くなりました。森田君に集まる情報がこれまでの常識も価値観も超えてるのは、20点の森田くんが80点の周囲から発見したものばかりだからだと思います。もしも逆だと、自分の常識や価値観を超える情報は一生発見できないし、出会っても否定したり無視してしまうのではないかと思いました。20点の森田君にとって世界はワカラナイことであふれてるんだと思います。