映画「生まれ変わりの村」・・こんなことは教科書では習わなかった

2015/01/17 7:44 AM

 20121218173220DSC07587小魚が誕生 
 生命火星起源説の反論のひとつは例えば以下です。
『今まで生命の起源についての仮説は火星から地球にやってきた化学物質に向かっていた。その理由は地球上で最初の岩石と海洋にホウ素がなかったためだ。東北大学教授の掛川武は「私は初期の海洋にホウ酸塩がなかったという考え方に挑戦したいと思った」と話した。
– 中略 –
 イスアの火山岩はホウ素が豊富なトルマリンを含むことがメイン大学教授のエドワード・グルーが報告した別の研究から示された。岩石の中を循環する熱水流がホウ素の起源だと思われるとグルーは話した。太古の岩石を通って循環する液体がホウ素に富んでいたことを示す。「38億年前の海水ホウ素濃度が現在より低かったという証拠はない」と彼は話した。』
 このように生命の起源はまだ研究中です。
 しかし私が情報を収集した限りでは火星説が圧倒的です。だからNHKでも特番を組んだのだと思います。
 ところがこんなことは教科書では習わなかった。地球起源が唯一でした。
 NHKスペシャルでは小魚が泳いでいるところが写りました。火星起源説が濃厚だとすれば、私たちの命は地球だけで始まったわけではないのです。


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コメント

  1. なんしぃ より:

    たぶん学校の教科書は、今生きていくときに必要であることを教えてくれることなんじゃないかと感じました。生命の起源がなんであろうと、個には関係ないと考えられているような気がしました。個の人生にとって、根源的問いは、なんというか直接的な利益がないことなのかもしれない。でも、この問いを持つということは、自分のことだけを考えなくなり、もっとスケールが大きな全体の視野を持つことになるような気がします。そして、人間の本能には、自分の起源を知りたいというボタンがあるような気がしています。それは、日常に忙殺されていると、入らないスイッチかもしれないです。NHKはとても微弱な問いを投げかけたように感じます。直接生活に関係ないことです、でも、知りたいという探究心は子供のとき誰もが持っていたものかもしれません

  2. こはな より:

    火星起源説を聞いて、今までと違う視点で、宇宙の中の地球・・を思うようになりました。今日のお話を聞いても、ホウ素という化学物質がでてきましたが、それの起源も、循環する熱水流と出てきて・・何だかクラクラしてきました。私たちの命・・地球だけで始まったわけではなく、ほんとに宇宙の中、流れの中にいるのだと思います。

  3. まるこ より:

    いままで地球以外に生命の起源があるなんて聞いたこと無かったです。ずーっと無意識のうちに地球だけにフォーカスしていました。なんかこれはすごく大きいと感じます。生命の出どころをここだと思っているのか、外からだと思っているかですべてを見る見方、見え方が違ってくると思います。とても根源的な部分を組み違えられてきたような、そんな感じがします。

  4. まりん より:

    地球起源が唯一でした。私の頭の中みたいです。オンリーワンとか唯一だとか出てくるのは、視点がとてもチッチャイです。そんな視点からウロコが落ちるのは、外からのデータ。火星起源はものすごいデータです。今まで地球しか見えずに積み上げてきたことすべてガラガラ崩れるほどに、起源。。。みなもと、始まりから全然自力ではなかったのだと思います。
    火星の魚たちは在るがままです。

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