運命変更のキーは、「繋がること」なのですね。人生を白紙だと思っているときは、繋がりは少なないのだと思います。「運命」というのを肯定することは、己が小さな存在であることを認めることなのかもしれませんが、そのとき回りも肯定できるし、繋がることもできるのかもしれないな・・・と思います。
そういう部分を表現できるかが、この映画成功のカギなのだと思います。
映画は、二次元のスクリーンに映していますが、時間経過があって、三次元になるというのは、すごい指摘です。まったく、そうだと思います。二次元の平面の世界であっても、時間次元が加わることで、次元が一つあがるのだと思います。
森田さんは、いま、脚本を書かれていて、次元がひとつ上がると、想像するのがとても難しいというのを実感として感じているのだなと思います。